top of page

Record of SleepNoMore

Home

「Sleep No More NY」鑑賞記録

2024/02/18 Soiree

更新日:2024年5月6日

NOTE:          


マチネからソワレの間にそんなに一杯時間があるわけではないんですが、部屋で一休みするくらいの時間はあります。この日はマチネに行く前に夕飯を買い出してしていたので、部屋でゆっくりしていました。Twitterしてたりしたんですけど、この時、相互フォローしてくださってる方が Mio さんが出ているYoutubeを紹介してくださっていたんですね。(前にも紹介しましたが…。)



どのタイミングで紹介されたか…は忘れましたが、良く覚えているのはソワレを待っている間にこの動画を見たら、次のソワレでセクシーウィッチを演ってらしたMioさんから1:1を貰えたって言うねw。おまじないおまじない…🙏。効いた効いた…👍w。


この日はTwitterで仲良くしていただいてるMYMTさんとチェックインした日でした。

エレベーターで入場だったか階段で入場だったか…は忘れてしまったんですが、舞踏会からの参加が叶った思い出。B1までは御一緒したんですが、そこから先はそれぞれの「戦略w」があり、サクッとお別れ。このサクッとした感じがとても私には心地よかったですw。お互いイマーシブシアター…特に Sleep No More には通い慣れてるので、やりたいことテンコ盛りなわけで。そこは気を使わずに我が道を行け!…と背中を押しあう仲w。よき。


前にセクシーに選ばれる「コツ」みたいなのがあるって書いたんですけど。

その時のセクシーはMioさんじゃなかったんですよね。Junyla Silmon さんだったと思います。その時選ばれてたのは、まる禿で小太りでかわいい感じのおやじ。ちょっと他のアノニマスと雰囲気違うので目立つ人ではあるんですけど、彼は1:1コレクター…と言うか、めちゃめちゃ1:1GET率の高い人でした。後でMYMTさんと話したら、その人、Sleep No More サロン(月一で行われてる、関係者から話が聞けるファンミーティングみたいなやつ)に来ていて、役者さんとハグしていたそうで…。常連さんなんですかね?こちらにも彼のことは書いたかもしれませんね…。もともとは彼がやっていたやり方だったんです。

このGETには三段階あるので、面倒っちゃ面倒なんですが。

まず第一段階で三魔女から「目線をもらう」…って言うのをする。


ball rome position

舞踏会の時、あるポイントに立っていると確実に三魔女から目線をもらえる…って言うポイントがあるんです。もともとこれ、このおじさんがやる前に気が付いていたんですが。舞踏会の最中、写真にマークした辺りに立っていると、三魔女が必ずアイコンタクトするんです。


「お前の存在には気が付いているぞ……」


みたいな感じで。

まぁ。初めてSleep No More に参加した人にしてみれば、びっくりですよね。アノニマスは「そこには存在しない存在」のはずなんで。それが入場して初シーンでアイコンタクトとられたら「あれ?」ってなるよな。まぁ…。何度も Sleep No More に参加すればアノニマスは「存在しない存在」……ではない……ってことは解るんですがね。このアイコンタクト、このシーンに限って言えば三魔女だけです。他のキャラクターはスルーしてくるはず。

で。舞踏会のシーンが終わり、セクシーはマクダフと一緒に4階に行くんですが……。

この時も出来ればセクシーの近く、セクシーの目線がもらえるポイントに立ってください。私の経験だと、マクダフの右側にセクシー立ちます。そして左肩越しに振り返ります。どちらかと言うとマクダフ側…つまり、セクシーの左側に居た方が良いです。(ま。でも、これは運ですよねぇ…。どっちに振り返るか…とかw。)

ひな壇を正面に見て、右側からセクシーとマクダフってはけるんですが、ここにある階段で一旦振り返ります。あと、もう一回振り返ると思ったな…。計2回振り返る。この時、セクシー、アイコンタクト取って来るんでその時、とにかく見つめてください。「ここに居るぜ…」的に。

そして、最後の1回。キャンディーストアーでのダンスを挟んで、グレースの部屋に行くんですが、その奥の1:1部屋……ここの鍵を開け、振り返った時。その時もちゃんと見つめる。こればっかりは「ちゃんと見つめ返すw」。恥ずかしくてもw。ただ、前2回、ちゃんとアイコンタクトが取れていれば問題無いかもな…。確か、おやじが選ばれた時に私、まず目があったんですよ。なので選ばれるだろうって思ってたんですが、その後ふうっと目線はずされておやじが選ばれたんです。「ずるいっ。なんで私、選ばんの💢!」……って早計したんですが、良く良く考えてみたら、最初っから、あの人アイコンタクトもらってたような……。その後、同じパターンで選ばれた人を見て「あれ?」ってなった。あれ?これ、もしかして…。そう思ってこの日やってみたらビンゴでした。私、選ばれた。

もちろん、舞踏会で目があった人がセクシーフォローになるとは限らないので、その場合は階段で目があった人。その人も最後までフォローするか解らないので、その人が居なかった場合は別の人が選ばれる…の…「かも」しれないw。そこは解らないですけど。

ただ、何回かこの舞踏会からの流れを観たし、やってみたらビンゴだったのでご紹介はしておきます。後は自分責任でやってみてくださいw。


<ここから1:1のネタバレします。背景を白くしますので、ネタバレが嫌な方は飛ばしてください。読みたい方は文字を選択して読んでください。>


candy

グレースの部屋から奥の部屋に入るとそこはアグネスの1:1部屋。

アグネスの1:1の場合は結構、アグネスが部屋で喋ってくれるんですがセクシーの1:1はめちゃめちゃ短かったですw。いやぁ…。多分、この1:1はこの前段階(舞踏会とキャンディーストアー両方観てるってこと)も演出に入ってるからこの短さなんじゃないかな…。

セクシーは私の手を取り、部屋に招き入れると、部屋のすぐ右側にあるクロゼットを開け私の手を取りながらその中に入ります。そしてマスクを取られる。

めっちゃ狭いw。密度的にはボーイの1:1より近いかも。

男性だったらドキドキするだろうなぁ。女性の私でさえドキドキしたもん。


そして…。キャンディーを渡されます。例の美味しい苺味のキャンディーw。

これ、コロナ前は生のキャンディーを口に入れられてたらしいんですが、私の場合は包まれたキャンディーでした。ま。食べ物関係の1:1は無くなったらしいので。本当に口に入れられてたら……。やばいよ。マクダフの二の舞

あれ?……ってことは、コロナ前もキャンディーストアーのシーンはあったのかな?同じ1:1ならば…。このキャンディーはおそらくマクダフのシーンとセット。キャンディー食べたら惚れちゃう?(いや。キャンディー無くても惚れるだろw) 惑わされちゃうw?

そしてセクシーはほんと「セクシーに」耳元で呟きます。


Who are you ……?


この台詞は例のアイコンタクトとセットだと思います。「あなただあれ?」って。「私、見えてるわよ?あなたのこと……。」って。そして、ゆっくりゆっくり色っぽくマスクをつけ…。マスクつけてる私なのにも関わらず見つめられます。

そして、セクシーはナルニアになっている奥の扉を開ける。……と。

そこは検死部屋(フルトンの1:1部屋の奥、寝ているセクシーの体をフルトンがしげしげ見つめるシーンがある部屋)

どん……と背中を押され、私は検死部屋へ。

セクシーは冷ややかな笑顔を浮かべるとクロゼットの扉を閉めてしまいます。

え?と思って、扉を開こうと思ってももう開かない……。

やだ。私ったらセクシーに操られちゃうかしら……。


<ここまでがセクシーウィッチの1:1のネタバレです。>


この時がセクシーウィッチの1:1、初めての体験だったんですが私が she/her だったので惚れなかったけど she/him もしくは he/him だったらこれもやばいかも…。妊娠しちゃう……w。まぁ。そういうのも込みなんだろうな。魔女たちの1:1は。

人心を惑わすって言う意味合いが込められてるんでしょうね。ボーイウィッチも似たような1:1だもん。……と言う考察w。


そして私はセクシーを追うわけでもなく、流浪の旅へ。

あー……。キャストから考えるともしかしたら、スピークイージーの1:1チャレンジをしてたかもしれませんね (この日は Douglas Burkhardt さん)。凝りもせず。(苦笑) ただこの日のOP1:1はあまり覚えて無いので粘着はしてないかもしれません。この頃の粘着は剥製師一択だったのでw。


Tim Creavin

この日の剥製師は Tim Creavin さん。

この人の例のアドリブはめっちゃめちゃ下ネタでした😅。Bretさんのアドリブも多分、同じ系統だと思うんですが「どうだろうねぇ?(苦笑)」……ぐらいの感じで終わったんですが、Tim さんのは絶対そう。(苦笑)

恥ずかしくて口には出せないさ。

ま。もし観る機会があったら、観てくださいな。Timさんのアドリブ。Sleep No More って下ネタあるかなぁ…。まぁ。ヌードあるのでLA招致が吹っ飛ぶって言うパンチドランクなので、「下ネタあるか」って言葉そのものが馬鹿げてるかもしれないけどね。日本の感覚だと、ヌードのシーンは下ネタじゃないじゃん…。美しいもん。

下ネタは…。その…。うん…。口にしにくいやつ。いや。まぁ。いいや。その辺は。


で。私が観たかったのはテディベア―パートなんだけど。


この日のTim さんはテディベアパート無かったんだよ…😭。残念ながら…。

わざわざ、1:1で部屋に入っちゃった後も待ってまで全通しで観たのにね…。羊のシーンはあったんだけど、3階には行かないで終わっちゃいました。


それでね。MYMTさん、次の日のソワレは来ないとのことだったので外でさくっと感想戦を交わしたんですよ。(……と言うか、最初は一杯飲みませんか?ってことだったんだけど、私が疲れ過ぎててキャンセルしちゃったんだよね。申し訳ない……) 剥製師とマクダフ夫婦…と言うかマクダフ夫人のことを。MYMTさん、剥製師に関してはあまり知識無かったんですが、マクダフ夫人はコロナ前にかなり追いかけていたらしくて結構知識あって…。いろいろ聞いたんですね。で。その話と…。実はこの次の日の剥製師の方……。


……うわ…。衝撃……。

ラストの日の剥製師さん、私が1:1受けたボーイウィッチの人かい!

いろいろ繋がるなw。


いえね。この次の日の剥製師、素晴らしく良くて。

もちろん、全部観たか…?……と言われると、それは断言は出来ませんけれども。めちゃめちゃいろんなシーンを彼は観せてくれたんですよ。考察的にね。で。私はこの日のMYMTさんのマクダフ夫人追いの話と、次の日の剥製師のストーリーからある一定の考察を得てまして…。明日それを全部書けば良いんですが、明日はラストってこともあり、実はいろいろあったんですよ。マクダフ夫人とね……。……で。そっちのことを中心に書きたいので、

内容としては前後しますが、剥製師に関してのことを、これから今、ここに書きます。


Spencer James Weidie

18日のソワレはSpencerさん休みですねw。なので、記録として彼の写真がここに出て来るのおかしいんですがw。

彼… Spencer James Weidie さんは19日のソワレで剥製師でした。

素晴らしく良かった。Bretさんの剥製師も違った意味で良かったんですが、Spencerさんの剥製師は観れたシーン数が他の剥製師とは桁違いに多くて、私の知っている剥製師のシーンは全て彼のパフォーマンスによって成り立ってるって言っても良い位にがんばってくれました。

良くあんなに時間あったよな…って思う位だった。メモによると、ちゃんと2回1:1やってるっぽいんだけどね…。(これも良く解らないんですが…。3回1:1部屋に引っ込んだのも観たんですが、アノニマスが選ばれたのは2回だったような…)どこで巻いたんだろう?まぁ。その答えは出ないですよね。


Spencer さん、ちゃんと山羊のパートからやってくれました。

あの山羊のパートはなんなんでしょうねぇ?山羊はRaveにも出て来るんで、魔女一派な感じもするんですが。ただ、剥製師は鹿も愛しているような敬うような仕草を見せることも多々あり、私的にはもっと原始的な自然崇拝的なアニミズムやシャーマニズム的なバックボーンを持っているんじゃないかなーと思って観てました。

でね……。そこで思ったのが。彼自体が霊魂的な存在なんじゃないのか…って言う仮説。……ま。これは後で繋がるんで…考察に取っておきます。


さて。ここからが問題のテディベアパートです。

テディベアパートの共通点は


  • テディベアを子供部屋で縫う

  • マクダフ夫妻の居住区でやる


この2点です。あと強いて加えるならば、子供部屋で優しいほんわかとしたムードで終わると言う点。私が持っているテディベアパートの知識はその程度でした。ところが話には続きがあったんです。ここから先は時間が無いとやってくれないみたいなんですよね。山羊パートカットはあっても、テディベアパートは縫うのはマストみたいで。

で。Spencer さんはその次もやってくれたんですよ。テディベアを置いて次の行動に出た時は「ひゃーーーーっ!」ってなりました。次があるのかっ!って。4連位で剥製師観たんかなぁ…?(記録に書いて無いのもあります) 連続にカウントしないの入れたらもっと観てると思うんですけど。テディベア縫う次が観れたの、これが最初で最後でした。ちなみに。この後、MYMTさんが観た時もテディベアを縫う後のシーン、演ってたみたいなので、別にレア…って訳でもないっぽいです。ただ、私が観に行った1月~2月の期間はテディベア縫うやつの後はあまりやってくれなくて…。感激ひとしおでした。

1回しか観てないし、MYMTさんが観たのは演出、ちょっと違ってたらしいので Spencer さんのが決め…ってわけでは無いらしい…と言うのは予め言っておきます。でもな。私はSpencer さんの剥製師が(NYでは)最後なわけだし、私の中での剥製師はこれで決めであります。

腹が裂けたテディベアを赤い糸で縫う所が今まで観たのと同じです。ベッドに腰かけ、血まみれの惨状が観れる鏡を前に粛々と腹を縫って行く。そこに特段の感情はありません。縫い終わった Spencer 剥製師は人形の横にテディベアを寝かせました。

そして、子供部屋から隣の部屋へ…。


!!!!! あそこ使うのか!!!!!


めちゃめちゃ興奮しました。3階。空飛ぶ赤ちゃんの部屋。前から謎だったんです。ただ、どのキャラクターもそこがステージになる気配もなく……。その部屋は意味を持っていない部屋なのかもしれない……ただのイメージプロップスなのかもしれない…。剥製師のこのシーンを観なかったら、そう思って Sleep No More を見終わる所でした。危なかったよ。だって、観れたの最終日だもん…。



ちなみにこの動画の場面説明ですが「マートンの小屋👉空飛ぶ赤ちゃん部屋👉病院(風呂場)」ですね。このうち、このタイミングで使われたのは2番目の「空飛ぶ赤ちゃん部屋」……ベビールームとでも言っておきますか。

剥製師はこのベビールームへと歩を進めます。ゆっくりゆっくりと。

ベビーベッドにおくるみがかけてあったんですよね。この日は。(…いつもあったか?は確認とれてません)そのおくるみを丁寧にたたむ剥製師。

そして……。

急にそのおくるみをベッドの中に置いてある、赤ん坊の人形の頭の部分に被せたんです。(その赤ん坊には頭はありません)しばらくすると苦しみだす赤ん坊。でも一向に手を放さない剥製師。だんだん赤ん坊のばたつきは大きくなり(演技でやってるんですよ。もちろん。人形側は動いていません) それを押さえる剥製師。手にどんどんどんどん力が入り……。


バタバタバタバタ……。


羽の音が……。私の考察では、Sleep No More の中における鳥って、死を意味しているので赤ん坊の魂が昇天した「音」が聞こえたように感じました。空飛ぶ赤ん坊のプロップスのように…。

ここで終わっても良い気がします。かなりこれだけでも劇的ですよね…。

でもこれだけでは終わらなかった。はっと我に返る剥製師。なんてことをしたんだ…と我が手を見つめ、一目散に駆け出します。時間も時間だし、終焉が近いことは解っていましたがそんなことは気にならないで必死に最後を見届けようと剥製師を追っていました。


Taxidermy Office

店奥の作業部屋に駆け込み、椅子に力なく座る剥製師。

横の壁にかかっている作業用の大きな鋏をいきなり掴んで、勢いよく腹に……刺すかと思いきや刺しませんでした。ガシャン!!!……と。大きな音をたてて机の上に落ちる鋏。そして頭を抱えて泣き崩れる剥製師。

ここで……その日の剥製師のストーリーは終わりました。


いやぁ…。なんか放心状態でしたよ。なんて劇的なストーリーなの…。


んと…。どうしようかな。剥製師の正体について考察あるんですが、ここまでで結構書いてしまったのでそれは考察コーナーに回そうかな…。(ごめんなさい) ただ一点。剥製師の鋏の演技を観て、めっちゃ戦慄しました。

剥製師…って言う職業そのものがもはやそうなんですが、良く考えてみると彼は毎回毎回、終わらぬ悪夢の中で「裂けた腹」を赤い糸で縫い続けているわけですよ。あのシーン「だけ」を切り取って観ていれば、子供が壊れてしまった自分の友達を直してあげているように観えてとても微笑ましかったんですが、赤ん坊を殺したシーンの後にあのシーンを思い出すと、腹を縫うシーンが魂の救済にしか見えなくて……。犯してしまった罪を償い続けているようにしか見えなくなってしまいました。怖っ……。


閲覧数:43回
Home
bottom of page