2024/02/14 Soiree
- あこさん
- 2024年4月17日
- 読了時間: 10分
更新日:2024年5月10日
NOTE:
・Ball
2月の連続観劇が始まりました。
……と同時に最終観劇までのカウントダウンも始まった……😭。まぁ。この時はまだそんなことも考えてませんでしたが。
2月観劇初日にして、結構、衝撃?の日ではありました。
チェックインは問題なく、舞踏会からの参加だったのでマクベスルートのメンバーをチェック。
昔、まだホテルの地理感が無かった頃。
本来は2階のダンカンの部屋に出たかったんじゃ無かったかな…?(良く覚えて無い)
B1のバルルームからどっかに行こうとフラフラしてたら、ブラックマスクに止められたんですよ。で。「あなた何人?」って聞かれて。おそらく中国人と間違われたんだと思います。「?」って顔してたら「NYのSleep No More は上演中はキャスト表出ないわよ」って言われて。当時は経験値も浅かったので「はぁ。そうですか」としか思わなかったんですが、今だったらその意味、解りますねw。
(コロナ前の情報ですが……)上海のSleep No More はキャスト表にキャスト名とキャラ名、両方出てる上に上演が始まってしばらくすると終演またずに掲示されるらしいんですよね。そして、それを上演中に見に行けるらしい? 役者さんが誰かとか、誰々が何々をやってるのを観たい!…とか思わなければあまり重要ではない情報ですが、Sleep No More 観劇の経験値が上がって来ると「あ。今日はXXさん、〇〇やってるんだ。なら観に行こう…」とかそういう観方するようになって来る。
NY のキャスト表は終演まで出ない上にキャラ名も書いて無いし、大体にして間違ってることも多いらしいのでw、そういう意味では役には立ちませんが。私は最近は行く前に地元のファンが公開してる非公認のキャストリスト( Discordにあります )をチェックして、その週の役者さんのローテーションを把握。もちろん突然休んだりもするので100%ではないですが、マクベスルートとガロ―グリーンの想像をして行動始めたりします。
例えば。時々名前が出てますが、ダブルAndrew さん。
彼らはどっちかがダンカンの場合は残りがポーターでした。例えば私がラストでマクベス夫人を演じてた Georgia Usborne さん。彼女はマクダフ夫人とナースをやってる方です。(時々6Fナースもやる) 舞踏会シーンで彼女がマクダフ夫人、やってなければナースやってるかも……。そんな想像をしながら観てたりしてました。
この日はメインどころの役者さん、舞踏会場に居たんですよね。
マクベスは Sean さん。バンクォーがNoahさんで… あ。マルコム、vikだ。ボーイウイッチ、Bret さんか…ダンカン、Miguelさんってことは、Andrewさん、ポーターの可能性高いな…とか。女性陣、実はダンバースさんが金髪のダンバースさんで観たことない人だったんで「あれ?」とは思ったんですが、1月ラストにダンバースさん全追いしてまたダンバース追う気にはなれなくて。セクシーが日本人のMioさんでは無い方だったんで、追おうかな…?とも思ったんですが、なんとなくそのまま放置。Mioさんがセクシーじゃない場合はアグネスの可能性高いんですが、その推測も当たってました。
暫く舞踏会を観てたんですが、終わりまで観ないでガロ―グリーンへ回ったのを覚えてます。
1月の鑑賞の頃から、直々観には行ってたんですが。
この頃の大課題はスピークイージーでした。最終的に、1:1もらえず終わるんですがね。この頃、もらってない1:1の数はかなり少なくなっていて……。マルコムはこの後もらうことになるんですが、後々マルコム1:1をもらえるって言うのを確信している訳では無く、マルコム1:1は例のB1👉4F駆け上がり後の1:1なので日本から来たばかりの私にはちょっと負担が大きい。……なのでこの日は結構、スピークイージーを追いかけていたと思います。(スピークイージーは比較的ガロ―グリーンをふらふらしてる、移動距離が少な目なキャラクターです) 前にも書きました がスピークイージーの行動パターンはもう、この頃は見切っていたwので、あまり問題ではありません。
ただ、1:1がもらえるかどうか……は、ほんと運なので回数参加しないとダメ。
ちょっとね。問題ありますよね。この1:1への固執。観劇を楽しんで居ない。そんな私に神様がダメだしをします。
Sleep No Moreは役者さんがシャッフルするのがデフォルトなんですが。衣装も似てることが多いし、肌の色も髪型も目の色も…… いろいろ変わるので、初見殺しと言いますか…。前、マクベスやってた人が似たようなかっこしてるから追うとマクダフだった…とかあるわけですよ。その最たるものと言いますか…。
男女反転のキャスティングをこの日は2件も観ることとなります。男女反転…って言っても、その役のもともとの性別を知っていなければ反転してることも解らないんですが。マートンの貴重な男女反転を観たことありますが、その時は「マートンとはなんぞや」…ってとこからの時だったんでw、男女反転してるとも気づかず。……ってかね。その時のマートンは小人さんだったんですよね。彼は私がSleep No Moreを観始めた頃、キャスティングされてたんですが、その後小人さんがキャスティングされることは無くなったので、ほんと貴重な目撃だったと思うんですが。そういうのも基礎知識が無いと「貴重な体験してる!」…って言う感慨も無く「ほほーん……(ほじほじほじ…)」って鼻くそほじって終了してしまうんですよね。勿体ない…。
この日のスピークイージー、最初観た時はとってもかわいらしい男の子だなーって思ってたんです。ところが……。
彼女(……彼…かもしれない。インスタみたら、They/Them 指定だったんで良く解りません)… 経歴面白いですね…。テキサス出身みたいなんだけど、韓国の大学出てる?彼女の略歴見てると、Sleep No More の役者さんが撮影した写真がごろごろ出て来ますw。(Spencer James Weidie さんや懐かしの Umi Akiyoshi さん…w。特にUmi さんとは仲良しみたいで、FaceBookのプロフィール写真に使う写真は彼女が撮影した物がちらほら…。) いや。ええと…。そう。男性にしては小柄だな…って感じだったんです。とにかく見た目がかわいらしい。
これまでの連続公演で1月は観かけなかったし、実は未来の2月公演でも観てない。
Discord のキャストリストでもついぞ見たことない名前だったんですが、渡米前にスピークイージーを女性がやることは知っていました。それが彼女だったんです。この日はもしかしたら、役者さんの谷間だったのかもしれません。キャストリスト見てもらうと解るんですが、6F NurseもSingerもunknown。( キャストリストでunknown が出る時は目撃情報が無い時です。出て無いって訳じゃ無いかもしれません。公式では無いのでそこはご容赦を ) スポットの方が何人かいるし、いつもはスィングとして待機してらっしゃるステージングディレクターと思われる方の御名前が…。
もしかしたら他のキャストもSiennaさん仕様になっていたかもな…と思うのは、中盤、スピークイージーはボーイウィッチと絡んでリフトするシーンがあるんですが、この日はボーイウィッチが小柄なBret Yamanaka さんでした。小柄なキャストは何人か居ますが(フルトンやる人は割と小柄な人が多い気がしますが、最近はあまりこのルール、適用されてないですかね……)ボーイウィッチをやるキャストではBret さんが一番小柄かと思います。セクシーにも同じようなシーンありますけど……。まぁ。女性ですしね。リフトやって出来ないことはないだろうな。
スピークイージーはバーテンダーだし、世の中、もともと女性のバーテンダーも居ますからね。新解釈が浮かぶわけもなく…振り付けも特別な物も無かったんで。驚き…と言う意味では「もう一方」のジェンダーミックスの方が驚かされました。(ちょっとかわいらしい印象があったってことと、私の「Sleep No More コレクション」に新たな1ページが加わった位かな)
もう一方の男女反転。それは5階で起こりました。
5階で活動してるキャラクターって、マートン・ナース・6Fナースの3人の看護婦だけ。良く考えてみたら、この三人、全員男女両方が演じるんですよね。
最近、男マートン、出て来なくなりましたが、6Fナースは、1:1の内容的に(結構な力仕事なんですよw) 男性が良く演じるキャラでもあり、あとは女性ナースだけでした。……いや。私が知らないだけで、前からあったのかもしれません。でもそれをこの目で観れたのは本当に幸運だったのかも…。
もともと6Fナースを探して5階へ行きました。
……なので2LOOP目か……。もしかしたらラストのLOOPに入っていたかもしれません。目を疑いました。え。嘘。男性だ!…って。最初誰だか解らなかった。良く良くみたら…。あの… 目が印象的な Brandon Coleman さんでした。彼、いろんなキャラ演るなぁ…。マクベス回りはほとんど演るし(この頃はマクベス自身は演ってなかったんですが、その後、キャストリストでマクベスを演ってるのを確認しています)、ナースまでやるんかい!一人で Sleep No More やれそうな位w、いろんなキャラやる方です。
後から知ったんですが、彼、ゲイらしく、そっか……女性の心が解るのかもしれない……そんな後追いの知識。動きも柔らかく、男性にしてはふんわりとした動きで面白かったです。特に、窓のシーン。他のナースの動きにない振り付けが混じってて素敵だった。なんて言うのかな…。階段を降りるマイムみたいなの?あれを窓の外でやるんです。Bath Ward側から観てるとふっ…って消えるの。窓のよじ登りもあったんだけど、女性よりも筋力あるから、さささっと上まで行ける。(女性だとやっぱりどうしても「よいしょ、よいしょ…」って言うよじ登り感が出ちゃうのに対して…) 体幹もしっかりしてるんだと思うんだけど、無重力ダンスと言うか、羽のような軽い舞で凄く良かった。あれはまた観たい。

でも。そうね。ナース「クリスチャン・ショー」の理解としてはどうなんでしょうか。初期のキャストの方がそういう基礎的な知識の基に演じてたような気がしてて…。
Sleep No More の中に出て来る、キャスリーン・キャンベル(ダンバースさん)、アグネス・ネイサム……そして、彼女、クリスチャン・ショーは Paisley witch traials (リンク先は英語) と言う、歴史的事件に登場する実在の人物です。ダンバースさんとアグネスはあまりこの実在の人物に引っ張られたバックストーリーは無さそうですが、クリスチャン・ショーはがっつりそのバックストーリーをひっぱってます。コロナ前、ナースの行動観察リポート盗んで来てるんですがw ( ここにも貼っておきます ) 直線的な動きを取るのはどうやら、その症状から来てるみたいなんですよね…。
一応、翻訳しておきます。
ショーさんは突然の痙攣と激しい体の歪みを訴え、父親の要請で入院している。また、彼女はまだ起こって無い出来事を正しく話した ( 未来視のことだと思います ) と言われているが、これは検証されていない。アルバート・ショー氏 ( 父親のことです ) の報告により、彼女は定期的に髪やピンや爪や、骨や石炭の燃えカスのようなものを吐くと言う ( これは史実に基づいた話らしいんですけど、これ読んだ時「猫かよw」って思ったのは秘密w ) 。特異的な恍惚状態 (?癲癇かなー?って思うのですが、癲癇は「epileptic fit」って言う別の言葉があるらしいので、何か違う症状があるのかも… ) があるので拘束し、観察する必要性があると思われる。
ナースの 1:1の内容 はこの報告書の一部とも合致しますし( Sleep No More の1:1はそんなに私的には怖く無いと言うか…。「ふーん」位な感じなんですが、ナースの1:1は受けてる最中は最恐の1:1です。…ただ。受けて冷静にそのシーンを振り返ると爆笑かな…とw。口から釘吐くって…w )、解剖室で観られる奇怪なダンスもクリスチャン・ショーが発症した症状から考えるとそれが由来になっているんだな…と解ります。
でね。昔のナースはロボット的と言うか…。めちゃめちゃ直線的に歩いたり、視線も一方向しか見てないような…。看護婦であるよりも、この精神病院の患者であることを表現しているような動きを「してた」んですよ。動画はかなり前のインスタですけど、双子ダンス部分。二人ともずんずん歩くと言うか…。直線的に動いてた頃。
でも。最近のナースはどうでしょね。マクベス夫人の世話人としてのナース…と言うか。まぁ。普通の看護婦な気がしてね…。(溜息) どんどんもともとの世界観が壊れて行っているような…。まぁ。いいけど。

あ。そうだ。この2月は毎日必ず剥製師を訪ねてて、この日も「ちゃんとw」剥製師詣ではしてたんですけど。
この日の剥製師は Jordan Morley さん。
出オチと言うかw。めちゃくちゃ個性的な容貌。前髪?横上?…をクルンッてカールさせてるの。でもな。彼はエレベーターボーイなわけで、みんな観てるしなw。
あと、この人のフルトンへの激怒シーン?「黒い鳥はどこだーーー!」のシーンが超激しくてびっくり😳。普通は立てかけてある布を倒す位で出て行くんだけど、上の棚に置いてある物から机の上に置いてある物までめっちゃくちゃに店荒らしてたw。
ま。まぁね。それを回復するのはフルトンなんで何をやっても良いかもだけど…。自由過ぎないw?って観てました。
まぁ。面白かったけど…w。















