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Record of SleepNoMore

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「Sleep No More NY」鑑賞記録

2019/08/14 Soiree

更新日:2024年5月4日

NOTE:          


最終日です。ちょうど隣の隣のビルかなんかが道を封鎖しての映画?テレビ?の撮影中。Mckittrick Hotelもキューラインを作れないらしく、かなり早かったんですがもう入場OKになってて助かりました。座れるのはありがたい。ばばぁなんでもうw。当然のACE入場ですが、この日はねぇ。並んでる時から「慣れてるオーラ」出しまくってる人とか居てw…。ま。当然の如く6Fイベは受けられませんでした。はいw。

さて。ラスト。もうね。決めてました。昨日マルコムフォローが1:1除いて成功したんで絶対、バンクォーフォローする!って。バンクォーは積極的フォローをした訳じゃないんですが、ところどころ知ってるシーンとかあります。入場して最初に観たシーンがバードソロだったことがあったなぁ。あれは衝撃的だった…。

ところがですねw。この日の三従者(マルコム・バンクォー・マグダフ)、最高に判別し難かったんです。(;^ω^)

みんなブルネットの白人。それも薄い無精ひげ。背の高さが若干違う点がポイントだったんですが、白人の男性が同じに見える病気罹患中の私にとってはそんなポイント無いに等しいw。全員同じに見えます。とほほ。とにかく目を離さないこと。対策はそれしか無かったですかね。

ラッキーだったのはこの日のバルドウィッチが小柄なとっても可愛い黒人で、凄く目をひいたんですよ。その上、セクシーウィッチは我等がUMIさん。キャストの中唯一の日系アメリカ人のUMIさん。女性のキャストの中ではやっぱり目をひきます。魔女たちが解りやすかったので、舞踏会では三従者の判別、すぐに出来ました。バンクォーはバルドと踊る男性。こいつか!ターゲットスコープオンw!

​あれー?なんか…見たことあるな…。後からアンオフィシャルのキャストリストを見ると、その人はバンクォーやってないらしいので、違うかもしれないんですが。いや。でも後からインスタやその他いろんな写真を見せてもらって確信してるのでここでは断言して書いておきますw。

ツィッターで仲良くさせてもらっている人から、あるキャストの写真をもらっていました。私がNY旅行中、毎日Twitterにアップしてたキャストリストに彼の名前があったらしいのでね。「この人、居ませんでしたかー?」って。その人はマルコムで有名な役者さんらしいんですが、私の時はバンクォーやってたような気がするんです。顔はそっくりだった。レオ様似…。いや。レオ樣、若い頃は綺麗だったんだけど、歳とって太ったからな(多分、意識して太ったんだと思うけど)。シュッとしたレオ樣をそのまま綺麗に30代前半まで若返らせた感じ。レオ樣より眉毛が整っててもっと端正。そんな印象のキャストでした。

よし。あなたに決めたw。(いや。最初っからバンクォーに決めてたけどさw)

​バンクォーは舞踏会でバルドウィッチとペアになるんですが、この日のバルドは本当に楽しそうに踊るので、バンクォーとのペアが眩しいのなんの。前にも書きましたが、バンクォーは舞踏会で膝滑りするんですが1回目のループはアノニマスも少なめだったので豪快でした。部屋の端まで滑るんじゃ無いかって思う位勢い良く滑ってた。この日の舞踏会がこの旅行の中で、私は一番楽しかったし印象深かった。

舞踏会も終わり、キャラクター達は散り散りに。

バンクォーは2Fチェックインカウンターに歩み寄ります。実はですね。これ、第一の予言なんですが、私、初めて観ました。マクベスに対する第一の予言があるのは知っていたし、観たことあったんですが、バンクォーに対する第一の予言は初めて。あったのね…ちゃんと。

prediction

この手紙は一番最初のSNM連続観劇の時拾いました。どこでどう拾ったか全然覚えてなかったんですが、今回それがなんとなく解った。私はマクベスの方の予言は観てるはずなので、その時、チェックインカウンターで拾ったんだと思います。Act1のScene3のセリフなんですが、「お前の子は王になるだろう、お前は王にはならないが…。」そんな意味だそうです。バンクォーがチェックインする時、魔女たちから渡される手紙でした。

ちなみに、チェックインカウンターにはこの手紙が入っていた封筒だけが残され、その中には砂が入っていました。(推測にしか過ぎないんですが、SNM世界では砂にはどうやら、現実世界で言うところの塩のような浄化作用があるようです。いろんな場面でそういう使われ方をしますが、テーラーをフォローするとその辺を良く観かけます。)

バンクォーの子供はフリーアンスと言う名前で原作に出て来ます。でもどうやらSNMの世界では観かけません。観かけないから居ない…と言うわけではないんですがね。マクベスと同じくモチーフになっていると言われている「レベッカ」。マクベスとは違って、そのまま登場人物が出現するわけではありません。特に主人公である「私」がモチーフの女性はこの舞台そのものには出て来ないが、明らかに存在する痕跡があります。そしてフリーアンスも。

​今回、バンクォー1:1を受けられなかったんで謎のままなんですがね。(悔謎)


余裕たっぷりで、バンクォーのチェックインを見つめる魔女3人。バンクォーのチェックインを面白がっているようにも観えます。バンクォーはいきなりこの手紙をもらって何を考えたんでしょうね。「『お前自身は』王にならない」と言う部分に心を痛めたのか。「『お前の子供は』王になる」と言う部分に喜んだのか。

そして彼は奥のチェアーに向かいます。座って誰かが来るのを待ってるようでした。かなーり早くチェアーに着いてましたが、ストーリー的にそういう意味合いがあるのではなくて早目に来てただ待ってるって感じw。当社比なんですが、バンクォーは他キャラクターに比べて印象的なダンスシーン、多かったです。多いんですが、肉体的にマクベスに続く位ハードな物ばかり。ソロダンスもペアダンスもメチャメチャ体力使いそう。だからか…いや……私がフォローしたこのバンクォーの個性かw……体力回復場面が何回かあって、「えー?何もしないのwww?」って驚かされることが何回かありました。でもこれ、アノニマスである私にとっても楽で良かったんですがねw。毎回、ステージ移動のたびにゼーゼー言ってるんでw。

しばらく待っているとそこへバルドウィッチが。

舞踏会の楽しそうなダンスとはちょっと雰囲気が違い、噛みつきそうな雰囲気です。(怖)なんだろう。この急変ぶり。いや。バルドの個性から言うとこちらのダンスの方が正解な気はしますが、舞踏会の楽しそうな雰囲気の後だとちょっとショック。短いバルドのダンスの後、入れかわるようにUMIさんのセクシーウィッチが入って来ました。こちらのペアダンスは異常に綺麗だった。UMIさん綺麗になったなぁ…。前はちょっと痩せ過ぎって思うほど痩せてたけど、少しふっくらしたかな。(まだそれでも全然細いですがね。)おかげで凄く女らしく素敵になった。途中、机に置いてあったティーカップ(アグネスが飲んだやつかな?)に脚、ひっかけたかなんかでガシャンがシャンって落としてましたが、そのまま続行。ふむ。ポーターの仕事増えましたかねw。(ロビーの現状回復はポーターのお仕事)

このタイミングだったのか…。(こんなに遅いタイミングだったのはちょっとびっくりでした。)

魔女たちと戯れたあと、バンクォーはB1のバルルームへまた戻ります。そしてお待ちかねのソロダンスでした。「バードソロ」…SNMには色々な種類のソロダンスがありますが、こんなに広く空間を使うソロって…あー…バルドの「バーナムの森が動く」シーンは同じ場所なのでこれもかなり大きな踊りですが、他に無いような気がします。広いバルルーム全体を使って踊るダンスです。青い光の中、悩ましげに体をくねらせるバンクォー…この日のバンクォーは比較的背も高かったので、凄くダイナミックなダンスで素敵でした。

バタバタバタ……。

鳥の羽音。「バードソロ」と言われる所以です。羽のマッピングがふわりふわりと床に写ります。つう…っとまるで飛び立つ鳥の影を追うように空を見上げるバンクォー。SNMではお馴染みの黒ツグミかな…羽音が低かったので凶兆のクロウかもしれません。はっと我にかえり駆け出します。まるで何かを察したように。


Duncan & Banquo

ここからしばらくは昨日と展開同じです。

ただ写真でも分かるようにダンカン殺しを発見するのはバンクォーです。ダンカンの寝室にいち早く駆けつけ、彼の死を確かめ、鐘を鳴らす。(原作でダンカンの死を発見するのはマグダフ)Act2 Scene3 に「鐘を鳴らせ!」と言うセリフがあるんですがその言葉通り、彼は鐘を鳴らしMckittrick Hotel中に鐘の音が響きます。(バンクォーが鳴らすのは大きなハンドベルですが、館内に響くのは教会の鐘のような音)そしてここで鐘の音を聞きつけた三従者が揃います。

さてw。

何回もすいませんねw。私にとってここが最大の難関なんですよ。フォローが成功するか否かのw。ターゲットを目から離さないようにすること!

だけどね。この日はほんと難しかった。カタコンベに入って見失ってしまったんですね。私。

うげっ。どうしよう。(動揺)

​まぁ。でも、この後決闘だから最悪、4Fに行けば良いんだけど。細かい演出、見落としたく無いなぁ…。なんてことを思いながら、とりあえず一番最初に部屋から飛び出したキャラクターについて行ったのです。(アフォ)

昨日の記録を読んで下さった皆様はもうお判りと思うのですが、一番最初にカタコンベを飛び出すのはマルコムです。

ステンドグラスの所までフォローしてステンドグラスに敬礼する彼を観て「お前!マルコムかい!」って絶望w。学びましたw。バンクフォーフォローならば、他の二人ですw。

まぁ。いい。このままマルコムについて4Fで決闘場面。そこにバンクォー来るよね。

昔だったら一度見失ったキャラのフォローリカバーするとかありえなかったんですが、随分慣れて来ましたw。いや。三従者だけですがね。良く解ってるのは。このダンカン死亡~カードプレイまでの一連のシーンは何回観たことか!(最低3回は観てますw)


card game

「決闘」のシーンを終え、三人でSpeak Easyへ。

この「Speak Easy」って言葉。私がSleep No Moreを観始めた頃は単語として知りませんでした。Wikiだのtumblerだの調べると結構、普通に出てきます。固有名詞なのかしら?って最初のうちは思ってたんですが、他のイマーシブシアターの中にもこの「Speak Easy」って言葉は出てきて、どうやら固有名詞でも無いらしい。Google先生に聞いても知らないって言う珍しい言葉でした。ここにこの記録を読みに


いらしてる方はもうご存知の方も多いかもしれませんが、どうやらスラングらしいです。

禁酒法時代、公的にはお酒を飲むことが禁じられていたアメリカでお酒を飲める場所……それがSpeak Easyと言うそうです。警察の手を逃れるため、多くはカモフラージュされていて見た目は他の生業をしているお店に見えるが、合言葉を言うと中に通されたり…。現在、飲酒は合法なのでSpeak Easyで飲む必要は無いのですが「隠れて酒を飲むと言う」スタイルだけが残り、現在のN.Y.でも日本で言うところの「隠れ家バー」的な存在で営業を続けているらしいです。

​Sleep No Moreは1930年代を舞台としているので、禁酒法が

まだあった時代の話です(禁酒法は1933年に廃止された)。なのでこのBarの名前はSpeak Easy…なんですね。

アンオフィシャルのキャストリストを見ていると役名で Speak Easy Bartenderとか出てくるんですが、最初「ふーん……話し安いバーテンダーさんなのかな」とか思ってましたよ。大馬鹿者め。

あんまり何回も見たシーンだったんで「もういいよ…(疲)」とばかりに、あんまり興味なく後ろの方の箱に座ってたら黒マスクに立つように注意されました。(何故w)今回の私にとっての見所はこの次なんだよっ!そう。マクベスに殺されるバンクォー。そして…。カウンター裏から彼は消えるんです。この後の出現場所を確かめるのが今回、バンクォーフォローの第一ミッションでした。


Banquo

上海SNM通のTwitter仲間のお話では、Gallow Greenの大通りに居れば絶対に会えるとのことですし、帰国後SNMの公式インスタ見たらネタバレしてました。そう。Gallow Greenの絵の前でダンス(?)を踊るんでここで待って居れ彼とは確実に会えます。1回目のループの時は辛抱出来なくて大通りに彷徨い出ちゃったんですね。が。2回目のループの時にもちょっとその精度が上がります。

バーカウンターの横に扉がありますよね。Speak Easy のバーテンダーはここ良く使


うんですけど、つまりカウンター横にバックステージエリアがあるってことです。(バンクォーは残念ながらこの扉からは出て来ません)そしてそのエリアの壁づたいにチェックして見るとちょっと怪しげな箱があるんですよね……。所謂ナルニア扉になってる箱っぽいので、こちらからは解らないんですが。

1回目、大通りで待っているとSpeak Easyしか無い方向からバンクォーがでて来たので2回目はSpeak Easyの中で待ってみよう…そう思いました。なんとビンゴ。ズバリ出てくる場面は観れなかったんですが、私が怪しんだナルニアの箱wの方から出て来ました。そして1回目に観れなかった「Speak Easy中」での演技が観れました。


speakeasy

結論。マクベスに殺された後のバンクォーフォローを続けたいなら、そのままSpeak Easyに留まること。もっと言うなら二箇所ある出口のうちの大通り側じゃ無い方……確かキャンディーストア側だったような気がするんだけど。そちらで待ってみてください。いや。まぁ。バンクォーが出て来るとこをズバリ観たい訳じゃなければ、そこまでする必要は無いですがw。アクション起こすのは多分、Speak Easyが最初だと思うので。

バンクォーは何が起こったか解らない感じでした。

呆然と立ち尽くしてる感じ。マクベスに殴られた頭の傷から真っ赤な血がポタポタと流れ落ちる。ふと手をそこにあてると手にしたたる鮮血。その真っ赤な血を見てなお自分の置かれた状況を解っていないようだった。生きているのか死んでいるのかさえ……自分が誰なのかさえ解らない感じ。なんかこの辺りの演技?ダンス?も印象的でした。

バンクォーのダンス、バードソロもそうなんだけど、凄く詩的。ダンスに物語が観えて来る感じ。要は私好みなんですよねw。


よろよろとゆっくりゆっくり歩を進めるバンクォー。こんなに楽なフォロー無いですw。

4FのGallow GreenからB1のバルルームへ向かいます。バンクォーが会場に着く時には既に他のメンバーは着席していました。そして……バンクォーの顔を見ると驚きおののくマクベス。自分の見ている物が信じられない…そんな表情で。

そして彼らは散ります。各々の場所へ。それぞれのドラマの続きを……悪夢の続きを続ける為に。

バンクォーも昨日のマルコムと同じように、バーナムの森を作るメンバーでした。低い低い体制で場内の木を運ぶバンクォー。血が目立つからかな……昨日のマルコムよりは判別しやすかったようなw。(あんまり良く覚えてない)

 

なんかこの辺から記憶がごっちゃになってるんですが。

実は今回、「あれ?ここ構成変わった?」って思う部分があったんです。

確か昔はどっかの墓地の中……マリア像かなんかの前でマクベスとバンクォーが出会って、さっきまで殺し合いしてた二人が仲良くハイタッチしてて「あれw?なんだこれw?」って思った覚えがあったんですが、今回、中二階の廊下で出会ってハイタッチしてた気がするんですね。その上、このマクベスが中二階を通るタイミング……昔はダンバース・マグダフの扉ダンスが始まってて、二人を観るアノニマスの群れにマクベスが突っ込むため、必ずそこでフォローが途切れるって言う……マクベスフォローの難所だったような気がするんです。私も苦労したし、年末年始友達がやっぱりマクベスフォローしててここで巻かれた…… orz って言ってたのを良く覚えてるんですが。今回、マクベス・バンクォーのキャラ交差はあったんですが、ダンスがあった訳では無かったので、割と楽にマクベスフォローのアノニマスは階段に入って行ったような気がしました。まぁ。良く考えて見ると危ないですよね。扉ダンスは人気のシーンでもあるので、アノニマスがかなり居る。アノニマスに進路を塞がれてマクベスがそこを通れないハプニングとかありえるような気がします。

このバンクォーのハイタッチが先か……お着替えが先か……ちょっとその辺りがごちゃごちゃなんです。階層が1階違うので無責任なこと言えないんですが、とりあえずお着替えは2FポーターのLost and Foundです。ハイタッチは中二階(つまり1F)です。どっちだっけなぁ…血まみれのままハイタッチしてなかったような気もするので、お着替えが先ですかね…。ごめんなさい。ちょっと良く覚えてませんです。

血まみれハイタッチ回避の方で進めますw。お着替えシーンですね。

11日の観劇でボーイウィッチがRAVEで血まみれになった後、シャワー浴びて正装するシーンがあるって書いたと思うんですが、あれにあたるシーンがこのバンクォー・マクベスのお着替えシーンです。原作の冒頭を読むと解るんですが、バンクォーとマクベスはもともと戦友でとても仲が良かったような表現があります。その仲が良かった二人が魔女の予言により引き裂かれる悲劇。マクベスの中で描かれているたくさんの悲劇の中でも悲しいお話しのひとつです。

Sleep No Moreでは二人が仲が良かった表現はそうたくさん無いんですが、ここでのシーンはそれを表しているように思います。一見すると中の人が出て来てただ喋ってるようにも観えるんですがw、これは多分、そうじゃない。マクベスとバンクォーの仲の良さを表現した微笑ましいシーンだと思います。ダンスがあるわけじゃないし、特に台詞があるわけでも無く二人で仲良く血まみれになった服を舞踏会用の正装にもくもくと着替えるだけなんですがねw。

lost and found

先にマクベスはLost and Foundを出て行きます。

一人残ったバンクォー。ここでもソロダンスが観られます。このダンス、何意味してるか全く解らないんですがw凄いかっこいいダンスです。部屋のパイプを使った機械体操のようなダンス。公式インスタにも何枚かあげられてますが先に述べたバードソロと並び「バンクォーと言えば」このシーン…みたいな代表的なシーンのひとつでもありますね。

でも怪我しそうで怖いっちゃ怖いんです


が。(;^ω^)

バンクォーが出来る役者さんがあまり居ないのはこのダンスのせいですかね。他のダンスも独特の雰囲気があって難易度高いと思いますがこのシーンのこのダンスはやはり機械体操の経歴が無いと出来ない気がして。(身が軽いダンサーさんなら機械体操の経歴無くても出来るもんなんでしょうかw)ちなみにマグダフも鉄棒みたいなシーンがあるのでそういう意味では難易度高いかも。でも広く大きく使ったダンス…みたいなのは無かった気がするので求められる物は違うかもしれませんね…。

 

あ。そうそう。チェックインカウンターはアノニマスが

カウンターの中に入ろうと思えば入れますがLost and Foundに関しては中に入れません。ここは黒マスク居なかったと思うけど、入ろうとすると役者さんに怒られるかもw。 

激しいダンスを済ませるとバンクォーは中二階…1階の通路に行きます。

そこで確か、マクベスと再会してハイタッチしたような気がします。(ここの前後関係は記憶が曖昧)

そしてバンクォーは小部屋に篭ったんです。

そして…………。何もしなかったwww。(本当に何もしなかったw。部屋に入ってじっとしてた)

「えー?何もしないのぉ?」ってつまんなくなってふと外を観るとすぐそこでマクダフとダンバースが扉ダンスしてるじゃないですかっっ!私、扉ダンス大好きなので思わずバンクォーのフォロー止めようかと思っちゃいました。(ダメダメ)浮気心をグッとこらえ、何もしないバンクォーをじっと見つめながら部屋をぐるりと見る。なんかここ……1:1部屋っぽいな……。そんな予感を感じてました。ふーん。1:1部屋っぽいけど、抜け道はなさそう。ここが1:1で使われるなら、きっとこの部屋の前で待ってたらそのままフォロー出来るな。フラグが立ちましたw。休憩時間…ってのもあったと思うんですが、外の扉ダンスが終わるのを待ってたような気がします。​すっくと立ち上がり、中に居たアノニマスを全員出し……そして……フラグ回収。やっぱり1:1かよ。

Banquo's one on one

この日のバンクォー…1:1の選択、決めてかかってたような気がします。お気に入りが居るとかそういうのじゃなくて。「この場所の人」…みたいなの。13日の記録に「ナースの1:1に選ばれるのにはこの場所に居ると選ばれやすい」みたいなのがあるって書きましたけど、この日のバンクォーは地図で言うところの●の位置の人ばっか選んでました。

バンクォーの1:1はwiki読んで知ってて、ストーリー的に非常に重要な1:1なのでぜひ受けたくて結局2ループも使っち


ゃったんですが、選ばれず。くっそーw。選ばれるまでバンクォー参りかしら。やーだーなーw。でも●のロジックが成り立つかもしれないから、次はそこに立ってやる。絶対だっっっw!

あ。でも。これは「この日のバンクォー」が「たまたま」そこの人を選んでたの「かも」なんで。まだデータは出てませんw。ナースはね。私始め、結構な回数、同じ場所の人が選ばれてるのを目撃してたので確率高いです。バンクォーはこれから何回も挑戦しないといかんのか…って思うと気が重い…… orz 。いや。ダンス良いから良いか。いや…4Fとの行ったり来たりがなぁ…w。(溜息)

さて。キャラが1:1になっちゃうと、大抵、ゲームオーバーなわけですよ。部屋によっては抜け道があったりすると待ってても出て来ない。でもね。私、確信があったんですね。あの部屋はどう考えても抜け道ないよって言う確信が。1:1前に1:1部屋に入れるってのも珍しいですけどねw。演出だかなんだか知らないけど。フォローしてたアノニマスが散り散りになって行くのを尻目に、私、待ち続けました。1:1を受けてたアノニマスが出て来た。そして……やった。バンクォーが出て来た!わざとかなんか良く解らないんですが、照明がえらく暗かったのを覚えてます。まるで闇に紛れて出て来るみたいにコソコソ出て来ました。そして……うーん記憶曖昧なんだよなぁ。メモに残ってるシーンを考えると多分、ダンカン親子に合流するんだと思うんだが…。ちょっと曖昧です。でもタイミング的にもお着替え後で合ってる…かな?

 

バンクォーってば、ダンカン親子が晩餐会の支度をしているところに駆けつけ、まぁ、良い感じの雰囲気で微笑ましいのなんの。こういう心遣いって出世に大事よねぇw。なんでマクベスの方が出世してるのか解らんわ。まぁ。ただ単に強いってのがこの時代、大事だったのかもだけど。

笑顔で肩を組みながらB1のバルルームへ向かう3人。なんかSleep No Moreには珍しく明るい雰囲気でウキウキワクワク。そうなんですよね。これ一重にダンカンの人望って言うね。マクベスとの落差を大きく描こうって言う、シェークスピアの底意地の悪さがうかがえる設定なんですが、ほんとダンカンって君主としてのカリスマが凄いんですよねぇ。息子との仲も良いし。愛されてた王様だと思います。


Bald&Macduff

この頃、裏ではバルルームの森が動いていますw。バルドウィッチが森を動かすダンスをしてるんです。このシーン、1ループ目と2・3ループ目が違う時が。(同じ時もあるんですがw)バルド、1ループ目で髪型変えるんですよね。禿の時は1ループ目はウィッグつけてるし。この日の黒人バルドはまさかのアフロw。1ループ目は結い上げてたんですが、2ループ目以降はモフモフアフロになってました。(かわいいw)


 

確かマルコムダンカンから少し早目にバンクォーは会場に着くんですよね。そしてバルドといっしょにペアダンスを踊る。これも結構素敵です。公式インスタの写真はバルドの方が男前ですよね。これ。普通、このポーズは男女逆じゃねw?

私、1ループ目の舞踏会では観たことない(着くのが遅すぎるw)んですが、どうも1ループ目でもやってるっぽいんですよね。照明が青かった時があったんで。その日によって違うかもですがw。ACEで入って速攻でB1に行けば違う髪型で踊るバルドが観れるかも。

さて1周しました!1:1が観れて無いのが悔しくて2周目もフォローしたんですが、結局選ばれずさすがに全フォローしてラストの1:1も選ばれなかったら立ち直れないのでw2周目の1:1を選ばれなかった時点で彼のフォローは止めました。バイバイ。バンクォー。でもな。多分、まだフォローするよ。ダンス良いし1:1観たいし。このあと、また5階行こうか迷ったんですが、さすがに5階行きすぎだろうって思いwガロ―グリーンへ。出来れば1:1を受けて無いテーラーかフォローしてない剥製師かに出会いたくて彷徨い歩き、テーラーに遭遇。君に決めたよw。フォローはしてなかったんですが良く見かけたのはこの前紹介した、韓国の役者さん、Pilgyun Jeongさんが演じるテーラー。でもこの日のテーラーさんはJeongさんじゃありませんでした。Jeongさんのテーラーの小物感たっぷりな表現とはまったく違うテーラーの表現で凄く面白かった。

なんかね。この日のテーラーはぼおっとしてる感じw。

テーラーってMckittrick Hotelの目撃者って言われる役所なんですが、Gallow Greenで展開される、所謂、マクベスルートの重要シーンには必ずひょっこりはんしてますw。Jeongさんのテーラーだとなんかびくびくおろおろしながら、でもそれでも怖い物見たさ…みたいな感じの演技なんですが、この日のテーラーさんはHotelの怪異現象に心が追いついて無くて何が起きてるのか理解が及ばずきょとんとしてる感じ。ま。現実に居たらどちらもイライラするタイプですねw。

この日はタイミングが悪かったのかアグネスとの接近遭遇は一回も無し。つまらんw。

テーラーの設定はアグネスって言う女の子が大好きで大好きでたまんない…けど、アグネスはテーラーのことなんとも思ってないって言うw。それどころかテーラーの店の売上金泥棒してるって言うw(ひどっ)いろいろ面白い場面あるんですよね。

何がどうしてあぁなったのか、イマイチ解って無いんですが昔、アグネスをフォローしてアグネスの部屋に居た時、アグネスの1:1部屋であるクローゼットからテーラーが出て来たことがあります。(爆)ストーカーかよっw。たぶん、あれはハプニングだったんだと思うんですがね。てか、あのクローゼットナルニアじゃないのかw?

テーラーはアグネスとのストーリー以外はまじない系のことをしてることが多く、雑事(細かい動作)が多いです。

あ。でもね。この日は私、このダンスも初めてだったんですが(これだけ観てるのに初めてっての結構多い)剥製師との測量ダンスも観れました。テーラー1:1を除いて全部フォローしたんですが、確かフォローしたのは1ループ目だったんですよね。1ループ目の剥製師はNYではエレベーターボーイをやっていると言う噂なので(顔を確かめたことはありません)多分、剥製師との絡みは省かれているはずです。…ってか。測量ダンス観なかったってことは省かれてるって言う証明ですよね。

測量ダンスはねぇ…。小人さんで観たかったなぁ…。もうチェックアウトしてしまったテーラーさんに、昔、小人が居たんですよ。彼の演技は婦長で観たことあるんですが、テーラーの演技をしてたのは観たことありません。見たかったなぁ。剥製師の寸法取る時、台にひょこひょこ乗って取るらしいんですが…想像するだけでかわいいw。観たいよ~。戻ってこーい。 

結構、序盤に1:1ってあったんだっけなぁ?……とかぼんやり考えながらフォローしていたら、急にテーラーと目が合いました。「ぬ?@@;」え?1:1?このタイミングで?あれ?剥製師が殴り込んで来て、の部屋に入っての1:1じゃなかったっけか?そうこうするうちに、手を引かれ……。

あ……。そか。また公開処刑か。orz 連日の公開処刑。嬉しいっちゃ嬉しいけど想いは複雑w。

でもね。この体験は唯一無二の体験になりました。

役者さんによって、解釈がいろいろ違って同じシーンの演技でも体験が違うってことは知っています。多分、この日のこのテーラーさんだけの演技だったんだと思うんだけど…素敵なインディビジュアルエクスペリエンスになりました。

ネタバレしますが、ラストの晩餐会は他の2回とは違います。

Mckittrick Hotelで残虐非道な行為を繰り返して来たマクベスに判決がくだる…と言うストーリーです。

ラスト、この判決シーンは館内に居るアノニマス、ほぼ全員が誘導されるのでバルルームがむっちゃ混み合います。ま。裁判シーンは高砂で行われるので、背の低い私が後ろから観ても観えるんですがテーラー、背の低い私を気遣ってか前の方へ前の方へと私を引っ張って行きました。「優しい…(惚れちゃう❤)」とか思ってたら実は違いましたw。

私、この判決のシーンを最前列で観たこと無かったので知らなかったんですが、このシーン、高砂が迫り出して来るんですね。アノニマスが巻き込まれると危ないのでマクベスルート以外の男性何人かが手を繋いで、アノニマスを遠ざけるような動作をします。テーラーはこのメンバーの一人でした。

美術の迫り出しが完全に止まり、舞台が出来上がると手を繋いでいたメンバーは元の位置、彼らが連れて来たアノニマスの所に戻ります。テーラーは私の背後にまわり、肩に優しく手をのせました。

有罪を言い渡されたマクベスは絞首刑になります。迫り出した椅子に座り…首に縄をかけられ……。

??????

あれ……???なんか…テーラーの手が段々力が入って来てる気がする……。

小心者のテーラーがマクベスの絞首刑を見て緊張しているのか……。

はたまたマクベスの心の動揺がテーラーを通じて表現されているのか……。

ぎゅーーーーっと搾り上げられるように手に力が入って来る。

ガタン!!!!!! 暗転と静寂。マクベスが絞首刑になった瞬間。

ふっとテーラーの手から力が抜けた。まるで何かの呪縛から放たれたように。

Sleep No More 眠れぬ悪夢の呪縛から放たれるには死しかない。

死こそマクベスにとっては苦しみからの解放だったんだろうな。

揺れるマクベスの死体を見つめながら当初持ってた感想を思い出していました。そして…この優しいテーラーも魔女の呪縛から放たれて欲しいよ。(うるうるうる)照明がだんだん明るくなり、暗くて重い音楽から客出しの明るい音楽へと変わる。「さ。行くよ?」テーラーに優しく手をひかれマンダレイバーへいざなわれる。

昨日の爆走とはえらい違いだよwww。

ちょっと遅くなっちゃったのか、壁ドンスペースはもう余り残って無かったんだけど、狭いスペースを見つけてテーラーは私を壁ドンする。ゆっくりゆっくり仮面を外す。テーラーと目が合う。

「素敵なショー、ありがとう!」そう言うとテーラーはにこっと微笑み……。優しいキッスをほっぺにくれた。

きゃーーーーー!!!!! キッス無くなったんじゃなかったのかいwwwww!!!!!

「じゃね!」手を振るとテーラーはあっと言うまに居なくなってしまった。ぼーっとする私。はぁ……❤

胸一杯になりながらマンダレイバーから出口に向かうと…なんと、昨日のショップのお兄ちゃんが呼び込みをしてました。実はチェックインの時にすでに彼とは会ってて「ウェルカムバ~ック❤」って言う会話はしてたんだよね。いつも「何回目?」って聞かれるところを「ラストのショー、楽しんで!」って言われて送り出されてたの。

「おかえりーー!!ショーはどうだったー??」泣きそう「最高だったよーー!(うるうる)」「また戻っておいでね。」「うん!またすぐに戻って来るよ!!」そんな会話をお兄ちゃんとしました。

スタッフも素敵なんだよなー。SNMは……。

NYと日本…。地球のほぼ真裏。でもここに私のもう一つの居場所があります。

何度行ってもまた来たいと思う場所。そんな場所を見つけられた私は幸せだな…てか…パンチドランクにいくら貢げばこの呪縛から逃れられるんだろうwww。私も魔女の呪いにかかったよねw。でもいいの。幸せだから。

次はいつになるかなぁ…。半年は開いちゃうと思うんだけど。でもまた戻って来るよ。

それまで続いててよー!!!!クローズとか許さないからねっっっw。


2019.10.10 とりあえず FIN。

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